FPふくちゃんこんにちは!湘南エリアを中心に活動しているパパFPのふくちゃんです。



「ある程度まとまった貯金ができたから、住宅ローンをドカンと繰り上げ返済して毎月の負担を軽くしたいな。借金が減ると安心するし…でも、本当にそれでいいのかな?」
毎月口座から引き落とされる住宅ローンの金額を見ると、「早く終わらせて身軽になりたい!」と思うお気持ち、すごくよくわかります。
借金の残高が減っていく通帳を見ると、精神的にもホッとしますよね。
日々の家計管理をがんばっているママたちなら、なおさらそう感じるはずです。
でも、パパFPとしての僕の提案は、
「焦って繰り上げ返済をする前に、まずはそのお金を別の場所で働かせてみませんか?」というものです。
今回は、なぜ住宅ローンの繰り上げ返済を急がない方がいいのか、その理由と具体的なシミュレーションを、わかりやすく解説していきますね。
【結論】住宅ローンの繰り上げ返済は保留!手元の現金は「運用」に回そう
まとまった資金ができても住宅ローンの繰り上げ返済には充てず、新NISAなどを活用して
「投資の元本」にするのが今の時代の正解です!
借金を早くなくしたい気持ちは痛いほどわかります。
ただ、客観的な数字と家計の安全性を考えると、手元に現金を残しておくメリットのほうがはるかに大きいんです。
資産形成の観点からも、現金を手元に置いて運用するスタイルが、これからのスタンダードになっていきます。
【理由】なぜ繰り上げ返済を急がない方がいいの?3つの理由
なぜ運用に回したほうがいいのか、理由は大きく分けて3つあります。
理由1:投資の期待利回りが、ローン金利を上回る時代だから
一番大きな理由は「金利の差」です。
現在、日本の住宅ローン金利は少しずつ上がってきているとはいえ、変動金利なら0.6〜0.7%台、固定金利でも2%前後です。
最近はイオン銀行などのネット系住宅ローンの利用者も増えていますよね
世界的に見れば、日本はまだまだかなりの低金利環境にあります。
一方で、まとまったお金を新NISAなどで全世界の株式や米国株のインデックスファンドに長期で投資した場合、一般的には年利5〜7%程度のリターンが期待できると言われています。
低い金利でお金を借りたままにしておいて、手元の資金は高い利回りが期待できる場所で増やす。
この「金利の差」を味方につけることで、資産は効率よく増えていきます。
さらにインフレが進む今の時代、現金をただ持っていたり借金返済に充てたりするよりも、投資に回して「お金の価値の目減り」を防ぐことが重要です。
理由2:住宅ローン控除の恩恵を最後までフル活用するため
多くの方が利用している「住宅ローン控除」。年末のローン残高の0.7%(または1.0%)が、所得税や住民税から戻ってくるという、家計にとってとてもありがたい制度ですね。
もし、まとまった金額を繰り上げ返済してしまうと、この「年末のローン残高」がガクッと減ってしまいます。つまり、国から戻ってくるはずだった税金も減ってしまうということです。控除期間が終わるまでは、あえて残高を減らさずに税金の還付をしっかり受け取るのが賢いやり方になります。
理由3:子育て世代は「急な出費」だらけ。手元の現金が最強の防波堤
- 子どもの塾や習い事の費用
- 冷蔵庫や洗濯機など、大型家電の突然の故障
- 車の車検や買い替え費用
僕たちのような30代〜40代の子育て世代は、これからが一番お金のかかる時期です。
家計のトラブルで一番怖いのは「ローンは減ったけれど、手元に現金がない状態」に陥ること。
現金が手元にあれば、どんな急な出費にも対応できます。
手元資金は、家族の生活を守るための最強の防波堤になるんです。
【具体例】湘南でのリアルな子育て家計でシミュレーション!
我が家のリアル。3人の子どもたちとハイエースの維持費
ここで少し、僕自身のリアルな話をさせてください。
我が家には今、6歳の男女の双子と、やんちゃ盛りな1歳の息子がいます。
休日は家族5人で愛車のハイエースに乗り込んで、藤沢から海沿いをドライブしたり、テラスモール湘南へ買い物に出かけたりと、湘南ライフを思いっきり満喫しています。(子供たちはYouTubeやゲームをしています笑)
でも、子どもが3人いると、とにかく「予想外の出費」の連続なんです。
双子の小学校入学のタイミングでは、ランドセルや学用品をすべて2人分揃える必要がありましたし、1歳の下の子のオムツ代や服の買い替えも続きます。
さらに、大きな車体を支えるハイエースの車検代やガソリン代などの維持費もバカになりません。
もし僕が過去に「ローンを早く返したい!」と手元の現金をすべて繰り上げ返済に突っ込んでいたら、こうした日常の出費や、家族でのレジャーを楽しむ余裕は全くなくなっていたと思います。
現金を手元に置いておくことは、家族の笑顔を守るために絶対に必要だと実感しています。
500万円あったら?「一括返済」と「新NISA」の比較シミュレーション
手元に500万円の余剰資金があったと仮定して、具体的なシミュレーションをしてみましょう。
金利1.0%のローンだとすると、年間で「約5万円」の利息を払わずに済みます。
確実にお得にはなりますが、手元の「自由に使える現金500万円」は消えてしまいます。
もし500万円を年利5.0%で運用できたとすると、年間で「約25万円」の利益が出る計算になります
※投資なので相場による変動はあります
その差は1年で約20万円。これを10年、20年と複利で運用し続けると、将来の教育資金や自分たちの老後資金として、数百万円から一千万円以上の大きな差になって返ってくる可能性があります。





我が家の場合はどうなるの?と気になった方は、LINEからお気軽にご相談くださいね。
【よくある質問】繰り上げ返済と投資に関するモヤモヤを解決



理屈はわかるけど、やっぱり投資や金利の上昇には不安な部分もあるな…
そんなママたちのために、個別相談でもよくいただくご質問にお答えしますね。
Q1. 投資して暴落したら元本割れしませんか?



生活防衛資金をしっかり確保することが大前提です!
投資には当然リスクがあります。
だからこそ、生活費の半年〜1年分は絶対に銀行預金として残しておき、当面使う予定のない「余剰資金」だけを運用に回すのが鉄則です。
長期・分散・積立を心がければ、一時的な暴落があっても、15年、20年というスパンで見ればプラスになる確率が過去のデータからは非常に高いと言えます。
Q2. 変動金利が上がってきたらどうすればいいの?



金利上昇のニュースに焦らず、まずは冷静に手元の資金バランスを見直しましょう。
金利が上がれば毎月の返済額は増えますが、日本の住宅ローンには急激な負担増を防ぐための「5年ルール」や「125%ルール」といった仕組みがある銀行も多いです。
運用利回りがローン金利を上回っている間は、無理に繰り上げ返済をする必要はありません。
もし将来、ローン金利が運用利回りを逆転するような事態になれば、その時に運用しているお金を取り崩して一気に返済に充てればいいのです。
手元に現金があるからこそ、こうした柔軟な対応が可能になります。
Q3. 繰り上げ 返済と投資、両方やる「ハイブリッド型」はあり?



もちろんありです!ご自身の『心の平穏』を一番に考えてください。
「どうしても借金があるのがストレス」という方は、たとえば手元の500万円のうち、200万円だけ繰り上げ返済をして、残りの300万円を投資に回すといったバランス型も素晴らしい選択です。
正解は一つではありません。家計管理において一番大切なのは、夜ぐっすり眠れるかどうかです。
ご自身の気持ちが一番楽になるバランスを見つけていきましょう。
【まとめ】住宅ローンは「良い借金」手元資金で心と生活にゆとりを
最後にもう一度まとめます。
住宅ローンは、今の時代において私たちが借りられる「最も条件の良い借金」です。
無理に繰り上げ返済をして手元の現金をカツカツにするのではなく、その資金を投資の元本として育てていきましょう。
借金が減るスピードはゆっくりかもしれませんが、それ以上に「手元の資産が増えていく安心感」を手に入れることができます。
週末に家族で美味しいラーメン屋さんに行ったり、海辺のカフェでリラックスしたり。
そんな湘南での豊かな時間を楽しむためにも、手元の現金はしっかり守りながら、お金に働いてもらう仕組みを一緒に作っていきましょう!
将来のお金、ひとりで悩んでいませんか?
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